いつも喜びを感じるには
いつもであれば何か嫌なことがあった場合には、何でこんなことになるんだ…とか、もうやめてくれぇ…とか思っていた。
だけどそれらは別の見方をすれば、あ、こんな出来事もあるんだ、とか自分はこんな反応をするんだ、とか新しい発見につながる。
そうするとどんな時でも好奇心を持って対応ができる。つまり楽しい。前例がなければ、自分で何とかしてみよう、という創造につながる。そしてうまくクリアできたら達成感につながる。
同じことの繰り返しの毎日のように見えるけど、全く同じことが起こることはない。何かしら違いがあることにどれだけ細かく気付けるかで、毎日の受け取り方が変わってくる。
それは常に体験している。ただ横になって寝ているだけでも心の動きも違うし細胞の状態も違う。何かモヤモヤした気持ちが湧き上がってるなあとか、少し疲れてるなあとか、そんなことに気づいて自分を観察する。
ただ漠然と通り過ごしてきたことに意識を向けること、これを繰り返すと他の人には感知できないことに気づけるようになってくる。
例えばふつうに過ごしているように見える時間でも、頭の中では過去にさいなまれていたり、未来を心配していたり、はたまた何か嬉しいことがあったり、緊張していたりきている、などの心の動きに敏感になっていく。
自分の心に敏感になればなるほど他人の状態も分かるようになっていく。これが一種のテレパシーだ。人によってその発信と受信の割合が異なる。もっとも、鈍感な人は発信していることにも受信していることにも気づけないことが多い。進化していくにつれて心の動きに敏感になる。
これは「魂の法則」で言えば、愛への敏感さという表現で表されている。尊大を超えた魂は愛することにも人からの愛にも敏感になる。
つまりまとめると、この瞬間この瞬間に起きる出来事や頭に浮かんでくる過去の後悔などの記憶、未来の不安などを細かく観察してポジティブに変換していくことを繰り返すことで、自分や周りの人の状態にもすぐに気づけるようになっていくのだ。
自分でテーマを決めて内観していくのもいい。例えばテーマをお金にしたら、お金にまつわるたくさんの記憶や不安をポジティブに変換していくなどだ。