必要な物が必要な時に手に入ること


バシャールによれば人生の流れに従っていれば、必要な物は最適な時に手に入るという。私が望むものはすでにある、と。

これについて考えてみる。

これは、必要な物を「所有する」とは言っていない。手には入るがその時は「使う時」なんだろう。

例えばお金がたくさん欲しい、と思う。だが、今お金をたくさん所有しても意味がないから、今現れる必要がないのだろう。

また、全ての物がすでにあるのは、これも所有することが目的ではなく、何かに使うためのものだ。だから所有するという発想から、必要なものが「回ってくる」と考えた方が分かりやすいのではないだろうか。

自分の物にしたいというのは、所有欲や独占欲といったエゴだ。エゴを満たしたいのは不安だからだ。

必要な物が必要な時に現れ、回ってくる。そして必要なくなったら今度は別の必要としている人の所に回してあげる。

地球全体にある物がテーブルの上にあって、みんなでそれを使い回しているようなイメージだ。今まではそれらを独占したり奪ったりすることが普通だった。他人よりたくさん持っている状態であれば、他人よりも優位に立てるから。

だけどらこれからは手に入れようと焦ったり、人よりも抜きん出る必要は全くない。必要な時に必要なだけ回ってくることが分かっているからだ。