魂、意識、肉体、そして健康と病気

物質的な肉体は意識の中にあり、意識は魂の中にある。意識が楽しいことを求めて実践しようとしている時には波動が上がり、肉体もそれに合わせて変化していく。より速く走りたい人はそのように機能していき、より高く飛びたい人には必要な状況が生じてくる。そこに至る知識や情報も必要なタイミングで得られるようになってくる。このタイミングは魂レベルまたはさらに高次のレベルで管理されている。

一方、意識の波動が低下して肉体よりも低くなってくると、肉体もそれに合わせてより重く硬くなっていく。言うなれば成長しようとしている木にきつい箱をかぶせるようなものだ。伸びたいのに伸びられない、動きたいのに動けない、そんな状況で生活していくことになるから、どこかにしわ寄せがくる。その部位はエネルギーが滞ったりエネルギー不足になったりする。すると病気という不快な状態におちいる。

魂はもともとプラスのエネルギーでだきている。意識はいろんなことを考えており、エゴも愛も含めて自分の意思を司る。肉体はそれを実行するための乗り物だ。

ずっと長く乗り続けたい人はメンテナンスをするようになる。それどころではない人は放置する。動く必要はないと考えている人は、どんどん重くて硬くなっていく。しかし、魂レベルからは本当はもっと動きたいと思っているから、その2つの意見の相違から自己への失望や怒りが湧いてくる。

動く必要はない、と思っている場合、過去に動くなという命令をどこかで受けていたかも知れない。幼少期に動きすぎて、親からじっとしとけ!などと言われたことをずっと潜在意識に持っていて、今も手放せずにいるのかもしれない。いずれにしても魂レベルでは嬉しくて楽しい事を求めているのに、頭がそれを抑え込む事でストレスが生まれる。うまく立ち回れない怒り、無力感