傷つくオーラ 悲しみ

 では、ネガティブな感情が刃物で他人や自分のオーラを傷つけてしまう事を掘り下げていきたいです。


オーラの凶器もいろんな種類がある。鋭利なものもあれば鈍器のようなもの。じわじわと締める縄のようなもの、どんな潜在意識から生じているかによる。

相手が傷つけようとしているかどうかを見極められる感性も大事だ。

悲しんでいる人は自分のオーラに傷がつけられている。浅いものから深いものまで、ショックの大きさによって変わってくる。例えば大切なペットが死んだ時に、人は深く悲しむ。時にはオーラが引き裂かれるほどに。

ペットが死んだらなぜ悲しくなるのか。それは喪失感、無力感、絶望感を感じるから。もう二度と会えないという不安、自分には何もできなかったという無力感、何の希望もないし現実は思い通りにいかないという絶望感。


傷はどうすれば治るのですか?


その出来事を受け入れた時、すなわち嫌だと思っていたことが嫌でなくなった時に傷に宿っていた記憶が解放され完全へと向かう。その傷の数は人によって異なる。幼少期に親や家族にたくさん傷つけられてきた子は、当然一つ一つの傷について自己チェックしなければ、そのまま大人になり老年を迎える。