夢占いの活用法


昨夜夢を見た。

トレラン大会に出場して、予選で10位以内になっていたからいいポジションでスタートしたものの、途中のチェックポイントでなぜか図形問題が出される。なかなか解けないため後続選手にどんどん抜かれて、200人くらいいたがビリから10位以内にまで後退。焦ってスタートするも突然天気が変わり豪雨に。バッグからモンベルのレインウェアを出して装着。よし、行くぞ、できるだけ順位を上げなきゃ…、で目が覚めた。


目が覚めて、慌てて夢占いのサイトを検索したが、なんだか根本的な解決じゃない気もしてくる。


ここでふと考えた。この夢を見た意味は何だろう?

これからの未来を暗示してくれているのか?だから心して構えていなさいという啓示なのか?それは避けられないのか?


そもそもこの現実は自分の中の感情に基づいて出来上がっている。ということは、夢もまたその現実の中の一部だから、今回の夢で感じた焦りや不安、自信喪失なども自分の中から出ているものになる。

つまり夢は目覚めている時にはまだ生じてない事柄によって「こんな感情も抱えてるよ」と教えてくれて予備練習をさせてくれているのかも知れない。

だから悪い夢を見たから怖い未来がやってきて、それは逃れられないんだ…と考えるのではなくて、「その嫌な夢も好きになる事で、その嫌な感情を昇華することができる」という、ダメージの少ない方法で教えてくれているんだと思う。

悪い夢を見たからと言って、必ず不幸な出来事が起こるわけではない。その不安や怒りなどがまだ自分の中にもあったんだと気づくことで、現実化する前に感情昇華することによって未然に防ぐことができるわけだ。理論的にはそうなる。

だから悪い夢は不吉な事ではなくて、「未来を変えるため」または「楽しい未来を選ぶため」の貴重な情報になる。