未来世療法・第四密度の人、株の達人
久しぶりに未来世療法…
療法でもないなあ、どんな世界があり得るのかのぞいてみたい。
僕の未来世で、第四密度の人。それこそたくさん存在しているみたいだなあ。テーマを決めた方が良さそうだ。
じゃあ、ちょっと近そうなところで「株の達人」とかいるかな…?
うん、イメージ出てきた。どうやら日本人で姿は今の僕に似ている。少し寡黙な感じもするけど、話しかけるとすごく愛嬌のある笑顔をする。この人は株の達人というよりも、近い未来がうっすらと見える特性があるみたいだ。それを株に使っているようだね。
その日のチャートがうっすらと見えていて、その通りになるのを確認してから狙いの価格で売り買いしている。あまり座学などで頭に詰めていくよりは、実戦でデータを蓄積しているね。
じゃ、ちょっと話しかけてみよう。
株は楽しいですか?
株は楽しいね。いろんな人がいろんな事を意図しようとして売買してるからね。こちらにはその人がどんな意図を持っているかは何となく伝わるんだ。だからあまりダマしにかかることはないかな。何か聞きたいことあるかい?
はい、では今の元手が58万ほどなんですが、これを100万に増やしたいと思っています。僕に必要なことは何でしょうか?
まずは1番の土台として、君が株で儲けてもいい、と信じることだね。後ろめたさはそのまま現実化する。どうせ買ってもまた負けるだろ、とか楽して儲けちゃダメだろ、とか100万どころか儲けなんて出るわけないだろ、とかネガティブな潜在意識があるとそのまま体験するからね。
そんなつもりは無いんですけどね…
実際に君の元手が増えてないところを見ると、そう言わざるを得ないんだけどね。それは君の中の要らないデータだから、すぐに書き換えをすべきだと思う。君が体験することは、君の中からできているんだから、うまく行ってないならそれは君の中の要らないデータを映し出してくれている。
そうなんですね、テクニック的な物は何かありますか?
テクニックはたくさんあるよ。だけど君が要らないデータを抱えていることで、その必要なテクニックに出会えないようになっていることが多いんだ。いわゆるブロックだね。僕もあれこれとたくさんの要らないデータの消去と、こうあったらなあという想像からインスピレーションをもらってるから、例え僕のテクニックを伝えたところで君と僕の抱える観念が違うから、あまり役に立たないんだ。だから今ここで君の中の株に対するネガティブな思いを出した方が、よほど役に立つと思うよ。
分かりました…じゃ行きますよ。
・株で勝つことはできない
・買ってもまたすぐ負けちゃう
・勝てても数千円程度の儲けが精一杯だ
・なかなか貯まらない
・未来は読めない
とりあえずこんなもんでどうでしょうか?
これ君の中の自然な感想かい?
はい…
これじゃ儲かるわけがないねえ。勝ちたいと言っておきながら、どうせ負けるさなんて思ってるから、ホントに勝つ気あんのかい⁉︎と思えてしまう。こんなデータを持っといて仮に100万貯まっても、いや貯まらないけど、すぐにまた負けこむことは未来が読めない人でも、負けるってすぐに分かるよ。
そうだなあ、ホントに勝ちたいならもっと自分のデータを深く広く掘り下げていくことが近道だね。真剣に。それをしないで勝とうとすることはね、いわゆる「ナメてる」という状態だ。何もせずに儲けようとしているって事だから、自分は変わらずに周りが勝手にお膳立てしてくれると思ってる。自分からその状態に向かって行かなきゃ。
今回は確か第四密度の話だったと思うけど、そんな漠然とした捉え方から今の株の話みたいに、個別にとことん掘り下げて行った先にある世界だと思うよ。株とか人間関係、芸術、仕事、なんでもそう、要らないデータがほんとに少なくなっているから、自分の思い通りにしていくことだけに集中できる。もちろんその要らないデータ消去は自分で意図的にやってきたことなんだけどね。
という事で、株の達人はね、人よりも圧倒的に要らないデータが無いからそんな現実が起こっている人のことかな。だから必要なテクニックも他の人よりもたくさん持ち合わせている、ということなんだろうね。